ペーパードライバー歴=免許を取ってからの年数
大学生の頃、20歳になったし、時間はあるし、あれば便利だろう。
そんな軽い気持ちで運転免許を取得した。
しかし以降、まったく運転する事なく今に至る。
車は持ってないし、運転怖いし。
東京近郊に住んでいるため、電車、バス、自転車、徒歩で大抵事足りてしまった。
運転免許証は、金のかかる便利な身分証明書としての役割しか果たさなかった。
きっかけは親の高齢化
もともとは父が車の運転をしていた。
しかし高齢で不安になってきたとのことで、両親から「運転をしてほしい」と熱望されるようになった。
それでも怖いのでグズグズしていたが、両親が立て続けに病気、ケガで歩行が不自由に。
それでも免許返納を渋る父に、「私が運転するから!」と説得。
あとに引けなくなってしまった。
若い頃から運転していればよかった
脱ペーパードライバーを決意したものの、もはやエンジンのかけ方すらわからない。
いきなり公道を走る勇気などあるわけがない。
まずは、教習所でペーパードライバー教習をやっている所を探して通うところから始めるしかない。
いくらお金をかければ運転できるようになるだろうか…
そもそも、今更習得できるのだろうか。
不安でいっぱいの状態で第一歩を踏み出した。
20歳に免許を取得した後から運転していればこんなことには…
ペーパードライバー卒業を決意してから3年
教習所でのペーパードライバー講習、出張ペーパードライバー講習、カーシェアを使った自主練などを経て、何とか今は自分で運転出来るようになった。
20歳で免許取得してから30年弱。長かった。
ただし、行けるところはある程度慣れている所が主。
初めて行く所は、スマホのカーナビで何度もデモ運転をしたり、GoogleEarthで道を確認したりしてからではないといけない。
まだ全然慣れない。運転する前は胃がギュッとなる。
必ず祈りをささげてからハンドルを握っている。
世の中の、普通に運転しているドライバーの皆様が神に見える。
人と比べても仕方がない。自分は自分。
マイペースで少しずつ慣れていこうと思っている。
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